占い師はコミュニケーションが大切な仕事です|お名付け 開運堂
会話の中で、特に「感情移入」が大切な要素になります。
例えば他人の痛みと言う感情を共有、似体験した感覚になり相手を理解することができます。
（俳優や女優、歌手に向いているかもしれません）
感情移入ができないと、他人の気持ちを理解することが容易ではなく「冷たい」印象を与えてしまいます。
常日頃から、「相手の気持ちになって寄り添ってあげましょう」と心がけていますが、経験豊富でないと、喜怒哀楽で表現することが苦手になります。
親や先輩たちの誘導から、苦しんでいる人や悲しんでいる人の感情を理解し、「かわいそう・・・」と思えるようになります。
他者への優しい気持ちが育つので、とても重要なことです。
しかし、この感情移入は、デメリットもあります。
感情移入をしすぎた場合、苦しくてつらい感情をを一緒になって共有しすぎるとその「悲しみ」が頭から離れず、まるで自分の出来事のように苦しんでしまうケースがあります。
友達同士やお客様でもそうです。
一緒に「苦しむ」ことで相手の想いが晴れるならいいのですが、問題解決せずに、相手の気持ちを引きずり込みドツボにはまる人がいます。
苦しくて、体調を崩してしまうこともある。
「モヤモヤ」眠ることができなくなったり、首や肩コリ、胃痛に苦しんだりします。
しかし、男と女の関係性の感情移入は「恋愛」に陥る場合があります。
でも、注意が必要です。
感情移入していいときと、悪いときがあります。
客観的に見て、違いを見極める必要があります。
極度に感情移入すると、理性を失い、自分の持っているエネルギーを消耗させてしまいます。
感情的になっている人に対しては、冷静になって手を差し伸べる。
ニュートラルに聞いてあげるのがベストです。相手はとても助かります。
かつて私も、感情移入に振り回されていた時がありました。できるだけ相手の気持ちを分かってあげたいと思っていたのでエネルギーを消耗していました。
頼まれていないのに、他人の悩みを背負ってしまうのです。問題解決しないのに、勘違いしていました。感情移入しすぎると、精神性を鈍らせてしまいます。判断を誤まる危険性も・・・
ですので、感情を起伏なくフラットな状態にして、つねに中立的でニュートラルに振る舞うこと。そうすることで、相手は、自分を見つめ直し、冷静な見方をするようになる。
その結果「お互いのため」になります。
「冷たくしなさい」と言っているわけではなく、バランスを保つことが必要なのでしょう。
人間関係において、感情移入は大切ですが、さじ加減は必要です。
人とかかわるカウンセラーや占い師といった仕事は特に心が乱れないようにストレス解消し、バランスを保つことが大切です。
ヴィジュアルネーム「お名付け 開運堂」より
