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アルバイトをしながら起業することに利点がありますか?
起業したいけど、今続けているアルバイトはやめたくないという人は多いと思います。なぜアルバイトを辞めないで、バイトしながら起業するという選択肢を取るのでしょうか。
バイトをしながら起業するのはなにか利点があるのか、考えました。バイトをしながら起業をする理由とは?バイトしながら起業をするべきではないと思う理由をこの両面から考えてみましょう。ちなみに占い師やセラピスト、ネイルストやエステティシャン、ミュージシャンや俳優だってこの【起業】に該当します。その点を念頭に入れて、職業を置き換えて読み進めてください。
バイトをしながら起業をしたい人は、なぜ起業するにも関わらずバイトを継続したいと考えるのでしょうか。おそらく、自分の力で収益化する自信がないというのが一つの理由ではないでしょうか?アルバイトは起業して万が一失敗した時の保険と考えている。
2つ目に、今のアルバイトが楽しいのでやめたくないという理由もあります。現在働いているバイト先の人間関係が良く、楽しい仕事場なので、バイトしながら起業していきたいと考えるのではないか。バッサリ結論をいいますと、起業するならばバイトをしながら、という中途半端な形で事業を立ち上げていくべきではありません。
では、バイトしながら起業すべきではないのでしょうか。理由があります。
まず、マネタイズに対する危機感が薄れてしまうという理由が挙げられます。
アルバイトを継続しながら起業を進める人は、事業が軌道に乗らなかったら
バイトのシフトを増やし、そこでお金を稼げば良いという、用意された逃げ道に依存することになるでしょう。そうすると、起業家としての哲学は失われ、
マネタイズして事業を存続しなくてはならないという危機感も薄れてしまう恐れがあります。そもそも事業にフルコミットできません。アルバイトをしながら起業すると当然ながらバイトのために時間を割くので事業にコミットする時間が減ることになります。
起業とバイト、どっちつかずの状態となり事業の成功確率も下がってしまいます。創業したての起業家が集客して収益化するためのフルコミットする時間が失われたら成功する確率も著しく低下するでしょう。
事業を始めると、打ち合わせや顔合わせの時間がとても重要になります。
ですから、バイトをすると体が拘束されてしまいます。いちにちで使える時間が限られると、それだけ好機は失われますよね。さらにバイトは、時給1500円くらいですし、起業に必要な運転資金を貯めることができません。開業資金は、安くて200万円から1千万円必要でしょう。そんな大金を、アルバイトで貯めることが出来るのでしょうか?もっというと開業資金は貯金を崩して使うより、金融機関から借りることが早道ではないでしょうか?
毎月返さなくてはいけませんから、それが使命感になります。私の知り合いは昔から、社員を雇ってスタッフを増やし、出費は人件費に割いてきました。
それが社長としての値打ちのある沽券になり、ケジメとなるのです。信用と信頼をお金で買うわけです。さらにいえば、時間や労力をお金で買うのです。安心や保険よりも、信用、信頼のほうが価値は高いからです。負け戦ではなく勝ち戦をしましょう。そのためには、戦略をきちんと立てて、戦術によって利益を出すこと。
私の知り合いは、会社を立ち上げてから20年になります。順風満帆ではなかったようです。それでも、なんども荒波に揉まれて、乗り越えてきました。
だから、成功と失敗のイメージをつかむことが出来ます。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
ヴィジュアルネーム「お名付け開運堂」
占い悩み相談カフェ:喜乃原つき子より