あなたが行きたい場所は、本当にあなたの望む場所ですか？｜お名付け 開運堂
皆が皆、自分のことをよく分かっているようでわかっていません。
性格の欠点を変えるためには、まず自分自身を知ること。自分の気質を把握すると、狭義の人格と習慣的性格が理解できるようになります。
気質とは、人の性格の基礎をなす感情的反応の特徴のこと。大切なことは「どんな人になりたいか？」という思考になること。「どんな人？」とは、習慣的性格を差します。
習慣的性格とは、日常の様々な人々の交流や経験を通じて、徐々に形成されてゆく性格のこと「性格を変える」とは、習慣的性格を変えるという意味だから習慣的性格が変われば他者からの評価も変わるはず。そして、その奥の狭義の人格も
少しずつ変化します。
狭義の人格は幼少期に確立されていく部分で、大人になってもほとんど変わりません。養育者に責任があります。なりたい自分になるべく、行動を変容させていく。習慣的性格は《行動の束（たば）》です。
行動という概念の集まりですから、行動を変えることで性格の表面が少しずつ変化し、最終的に物事の最も重要なところである根幹にまで至るのです。まず、
いま自分はどこにいるか？これから、どこに行きたいか？そこへは、どのような手段で行くか？それを決めて出発します。迷う人、悩む人は、自分が今どこにいるのか把握できていないということになります。そして目的地が不明瞭。右に行けば着くのか、左に行けば着くのか、わからなくて迷うのです。さらに言うと、自分が行きたい場所が、本当に望む場所なのか疑わしい。
周りの人が「いいよ」と言っていたというだけで、その場所がなんとなく行きたい場所のように思えてくる。実際に行ってみて「ちょっと違う」と感じることは多い。
行きたい場所が決まったら、行く方法を決めて、準備を整えて、実際に出発することです。自分の性格の欠点を変えるには、まず、自分の性格の中で『気質』『狭義の人格』『習慣的性格』これらを的確に知ること。次に、なりたい自分を見つける。そして、具体的に行動を起こす。自分を好きになれない人は、自分の気質と正反対の性格になろうと努力しているわけです。それは骨折って働いても役に立たない徒労なので、挫折に終わることになります。大切なのは、自分の気質や人格を生かしながら『態度と癖』を変えていくのです。「強くなりたい」とか「優しくなりたい」という目標ではぜんぜん甘いんですよ。
抽象的な目標を立てると挫折しやすくて、敗北感に打ちひしがれるでしょう。だからこそ、目標はなるべく具体的に。短期間で達成できる分かりやすい目標が望ましい。成功者の意見に耳を傾け、そして一般人の意見に左右されないこと。
この２点を守れば、誰でも成長することができ、結果が出て、かならず成功します。自分の性格を知るためには、まず専門家に性格診断を受けてみるこれが先決。そして心の底から反省・内省することで、感情を交えて本音で語るようにします。
本音で話すことによって、はじめて自分という人間を知ることができるのです。
ヴィジュアルネーム「お名付け 開運堂」より
